藤井風さんの「旅路」
今回語らせて頂きますのは!藤井風さんの旅路であります!!!皆さんご存知でしょうか??ご存知なければ今すぐ聞いてください!
まずは曲名じゃ!!
この曲は「あの頃の青春」をちょっと大人になった僕たちが懐かしんでいる音楽です!そして「旅路」と名ずけることによって、ちょっとした山道を登りきって休憩中の僕らが景色を楽しんでいるようにも感じられます。
さ、ら、に、!!休憩中ということはまた歩き出すんですよ!ただ景色を見て終わるのではなく、曲中にもあるように「先の長い旅」の真っ只中って事です。
もう二度と戻れない青春に劣等感や執着心を抱くだけでなく、それすらも愛する。さらには現在と未来を広く受け入れようとする藤井風さんの人間性…これだけで心が救われる気がします。
イントロ!
テーンテーンテーンテーンテテーンテーン🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪はぁなんて優しいメロディなんでしょう……
スローテンポでこの優しいメロディライン…過去の良い事悪い事全てを愛してるって感じがとっても素敵です。
いざ!Aメロへ!
遂に藤井風さんの優しい歌声が鼓膜に伝わってきます…
Aメロはウィスパーボイス(囁き声)で歌っていますね!この声がもうたまらないっ!ただでさえ優しいメロディなのにこの声質…ほんとに癒されます〜
そして歌詞の中で「恥ずかしくて 消えたいけど」とあります。この時の「ど」はかなり低い音で、何らかの黒歴史のようなものが深く心に刺さっている感じがしますね(т-т)。
でもその次の瞬間には「もう大丈夫」とあり、メロディも明るく戻って「旅路は続く」と先を見据えていますね。
この一連の歌詞は多くの人に勇気を与えるものだと思います。消えてしまいたいと思うほど辛いことでも、時間が流れる事で癒えて過去になる。こんな歌詞を思いつく藤井風さんは一体どんな青春を送ったのやら…気になります…
Aメロの後半もすごく素敵です。藤井風さんはこの宇宙全てを教室と表現しています。
教室とは「間違えるための場所」ですよね?計算問題を間違えたり、教科書を読み間違えたり、あるいは自分の行動を間違えたり(黒歴史)。
でも大人になると間違えるのが怖くなって臆病になってしまいます。そこで「この宇宙が教室なら」と比喩を用いることで、間違えてしまうことすらも「学び」として背中を押してくれている…そんな感じがします!!
Bメロ!
「果てしないと思えても いつか終わりがくると」
僕も小中高と過ごし、現在大学三年。就職がどんどん近づいて学生という時代の果てが見えて戦慄しております(笑)
サビ!
サビはとってもストレート!!
比喩はほとんど使わずに、青春の中の甘酸っぱい恋、そしてそれがいつの間にか過去になって、甘い部分も酸っぱい部分もどちらも笑い、そして愛する。素晴らしい歌詞ですね!
そして何より最後の「愛すだろぉ〜」の「お」をウィスパーボイスで優しく引っ張るのですが、その最後!!聴き逃してませんか!???微笑んでるように感じませんか????
最後にフェイクというテクニックをさり気なーく入れることによって、より過去に対する深い愛情が伝わってくるような気がします…天才ですよねぇ
終わりに
今回書いたものはあくまで僕個人が感じたものです!何が正解とか不正解とかなく、皆さんが感じたように音楽を楽しんで頂いたら幸いです!
普段何気なく聞いている音楽も、深く考えて見ると新たな発見があるかもしれません!
時々、歌詞の意味や歌い方などを意識して聞いてみて、自分なりの解釈で感情を揺さぶってみてください!
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